輸入マリン事業 事業環境の改善 2018 [2020年02月17日]
カテゴリー活動報告
平成15年の法改正で大きな課題は解決できたが、それから15年が経過し、新たな課題について2018年に事務局が中心となり国土交通省及びJCIに以下の要望を行った。
① 米国製モータークルーザーのエンジンルームに設置されている消火装置の承認
ハロン消火システムで、米国コーストガード認定品 ⇒ 要望書提出済
② RIB(複合型膨張式ボート)の航行範囲拡大
現在JCIはRIBに対しては全て「膨張式ボート特種基準」を適用しており、航行範囲が5海里に限定されている。CEを取得済みのボートや、ハードボトムのみで(膨張部助けを借りず)浮かぶボートは通常の限定沿海を与えるべきである。
⇒ 要望書提出済
③ 輸入ライフジャケットの認定簡素化
JCIの定める一品検査で対応しているが、その検査内容の簡素化を要望。米国ULの認定品は一部簡素化されている。CE取得品についてJCIでは検討中とのこと
④ 総トン数20トン以上長さ24m未満の艇の検査
JGが検査を行っている。小安則が適用されているのでJCI検査に統一を要望
⑤ 24mを超えるスーパーヨットの検査緩和
日本の基準は全て商船がベースとなっており、個人使用のプレジャー船というカテゴリーが無く、JG検査が容易ではない。ABS、Llyds、DNVなどの船級を認めるよう検討を要請した。