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ライフジャケット [2020年02月17日]

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BALTIC CEマーク付き           桜マーク付き        マーク無し

左はスウェーデンの「BALTIC」製でCEマーク付き、中央は日本の桜マーク付きである。この二つを見比べただけでもベルトの太さ、ライフハーネス(命綱)用のアイ、太い股ベルトなどの付いたCEマーク付きの方が優れていることが分かる。しかし、2018年2月1日に制定された規則では、桜マーク付きのライフジャケットを着用させることが船長に義務付けされ、CEマーク付きライフジャケットでは規則違反となる、されに2022年からは違反した場合行政処分も行われる。

ところが、国際基準の基づいて開催される外洋ヨットレースでは、桜マーク付きのライフジャケットは国際基準を満たしていないので使用できない。言い換えると桜マーク付きは世界には通用しないこととなる。ということで国際基準に基づいて開催される外洋ヨットレースはこの規則(救命胴衣着用義務)の適用除外となっている。

写真の右は上州屋で作っている釣り人用で価格も安い。浮力も十分でベルト類もしっかりしている、ポケットが多く使い勝手が良いので、私はこれを愛用している。

これでは規則違反になるので、ヨットに乗るときはライフハーネスを付けることにしている。(ライフハーネス着用時はライフジャケット着用義務対象外)

それでは輸入ライフジャケットはどうすればよいかというと、JCIの「一品検査」を受ければ良いとのことである。

 


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