昨年１１月、クリエイションヨットハーバー内に「ゼロエミッションマリーナシステム」が誕生した。

これは屋上に設置された太陽光パネルで発電し、その電気をリチウムイオンバッテリーに蓄電し、台船上のルームの照明、エアコンなどに使用し、さらに電動ボートの動力としてチャージすることもできる、すべて自前の電力で賄うことのできるシステムである。

クリエイション　ヨットハーバー

屋上の太陽光パネル

電力サイクル　イメージ

今回は技術委員会の開催を兼ねて６月１日に訪問した。SRVにトーキード５馬力２機を搭載した電動ボートが用意されていた。このボートにはトリナ社製リチウムイオンバッテリー・２４V、１００Aが４個搭載されていて（モーター１台にバッテリー２個）、太陽光パネルで発電した電力を非接触型充電器でチャージして使用する。この馬力ではゆっくり走ることになるが実に静かである。

　電動ボート　トーキード５馬力　２機搭載

　非接触型充電器

また、このバッテリー　トリナ社製リチウムイオンバッテリー・２４V,１００Aは国際規格IEC６２６１９を取得しているので日本のボートでも使用できる（JCI承認済み）、ボートで使用できる貴重なリチュムイオンバッテリーであろ。クリエイションで販売している。

　トリナ社製リチウムイオンバッテリー