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青島

青島 [2022年03月17日]

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青島市は中国山東半島の南側に位置する港湾都市である。昔は小さな漁村であったが、日清戦争の後ドイツが三国干渉により1898年占領(租借地)した。それ以来都市として発展し、現在は1000万都市になっている。

 青島

 

ドイツは静穏で広く、水深の深い膠州湾が軍港に最適であることに目をつけ、東洋艦隊の基地とした。  膠州湾と青島湾の周辺に新しい街づくりを行った。また、当然、ビール工場も作った、これが青島ビールの始まりで、今では中国のどこに行っても一番人気のビールだ。

 青島旧市街地

 

山東半島は昔から主要地域であったようで、今から約2200年前に秦の始皇帝が巡行している。始皇帝は自分の皇帝としての威信と強力な軍団を全国に示すためたびたび中国全土を巡行したという。山東半島は青島の近くの琅琊まで来たといわれている。

山東半島

 

青島市は人口の増加につれ、市域を東に拡大した。2008年にはオリンピックヨットハーバーが作られ、旧市街からヨットハーバーの地区の中間エリアは五四広場と呼ばれ新市街の中心である。

 オリンピックハーバー

五四広場のモニュメント「5月の風」

 

旧市街の名所は「桟橋」と「小青島」で、桟橋の先端には御堂があり、多くの観光客がお参りしている。

桟橋と小青島(左の小島)

 桟橋の御堂

 

一方五四広場にはイオンがある、このイオンは1階はいわゆる食品スーパーであるが,2・3階には婦人服や用品もあり、スーパーというよりも小デパートになっている

 

デパート イオン

 

現在青島市街は西に拡大しつつある。 膠州湾の下を通るトンネルと湾を一跨ぎする 膠州大橋ができたので西地区への発展が可能となった。

今後青島は上海に次ぐ港湾・商業都市として発展してゆくであろう。

  膠州大橋

 

 

 

 

 

 

 


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