八丈島 [2022年01月21日]
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八丈島は三崎から南約120海里にある島で、近くにトローリングに行かれたボートも多いであろうが、上陸した人はあまり多くないであろう。
かなり南の島
八丈島は古くから流刑の島として知られている。平安時代に源為朝が流されたことは有名だ。島流しされた人も大変であったろうが、そこまで船で連れてゆくお役人も苦労をしたであろうと想像できる。江戸時代には多くの罪人が島流しされている、八丈島にも多くの罪人が流された 記録があるが、そこまで苦労せずに三宅島や新島に流された罪人のほうが多かったとのことだ。
八丈島は東山701mと西山(八丈富士)854mの二つの火山がつながってできたひょうたん型の島である。西・北側にもう一朱の火山島・八丈小島がある。
すでに約20年前になるが2020年8月にヨット「ハッチャー」号で仲間とともに八丈島にクルーズした。小網代→下田→式根島→三宅島と楽しんだ後、早朝暗いうちに三宅島を出港し、夕方十分明るいうちに八丈島・神湊港に到着した。それから数日滞在し、レンタカーで島内巡りを楽しんだ。
神湊港
山に登ると「八丈牧場」があり、アイスクリームがおいしい。
八丈島牧場
町には温泉もあり、南の島らしいまったりした日を楽しめる。
末吉温泉 みはらしの湯
南西側にはもう一つの港八重根港がある、天然の入り江をさらに護岸で囲んだ良好である。
八重根港
南東端には八丈灯台があり、海を守っている。
八丈島灯台
名物はたくさんあるが、何と言ってもきれいなのはブーゲンビリアで、本土では見れないが、ここでは道端、民家の庭先などに沢山咲いている。
ブーゲンビリア
黄色や、ピンクも
帰りは風と潮に恵まれて、藺灘波島(いなんば島)、三本嶽(大野原島)や恩馳島(おんばせ島)を眺めながら走り、夕刻には下田に入港した。
いなんば島
三本嶽
恩馳島