Planet 惑星 [2022年06月10日]
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水・金・地・火・木・土・天・海が8つの惑星である。
では英語で何というのか、まず水星はMercuryという。ローマ神話のメルクリウス(神々の使者、俊足の神)が語源で英語で書くとMercuryになる。水星は太陽に一番近く、公転速度が88日と一番早いため、俊足の神Mercuryがあてはめられた。
英語での名称はギリシャ神話やローマ神話によるものが多い。次の金星はVenusといわれる。Venusはご存じのとおり美の女神、宵の明星、明けの明星とも呼ばれるきれいな星なのでVenusといわれたことがわかる。
金星 と 地球 同縮尺
MercuryとVenusは地球より内側(太陽側)を回っているので、夕暮れや夜明け時にしか見ることができない。
地球の一つ外側の惑星がMars(火星)である。Marsはローマ神話の軍神、地表に存在する酸化鉄の影響で赤く見える。
赤い惑星といわれることもある。この赤が血や戦争を想起させるということでMars・軍神と名付けられた。
火星 赤い惑星
その次の木星・Jupiterは一番大きな惑星である。ローマ神話の主神はユーピテルJuppiterでこれを英語にするとJupiterになる。一番大きい惑星は当然主神である。
さらに木星には80個の衛星がある。そのうちの大きな4個はガリレオ衛星と呼ばれる。名前はイオ・エウロパ・ガニメデ・クリスト(木星に近い順)である。
ガリレオ衛星 イオ・エウロパ・ガニメデ・クリスト
土星は美しい環を持った惑星として有名である。英語名はSaturn・ローマ神話の農耕の神である。この星がなぜ農耕の神なのかはよくわからない。
この環は土星本体から6,630㎞~120,700㎞の間にあり93%が氷、7%が炭素である、土星からの距離により成分が違うので、環を輪を詳細にみると何色かの縞模様が分かる。
環の赤外線画像
土星より外側の天王星、海王星は肉眼では見えない。したがって発見されたのもかなり最近である。
天王星は1781年に発見された。英語名はUranus、ギリシャ神話の天空神で発見者による命名である。
海王星は1846年に発見された。この名前Neptune・ローマ神話の海の神 も発見者による命名である。
ということで、MercuryからNeptuneまでの8個の惑星の英語名が分かったでしょう。