上海で見たコンバーチブル [2020年05月26日]
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中国でConvertibleが造られているとは知らなかった。見てびっくり!!
世界の中でもConvertibleの市場は少なく、アメリカの東海岸(フロリダなど)、オーストラリアのゴールドコースト、ハワイ、日本だけである。中国で輸出向けの大型艇が造られているがみなキャビンクルーザーでコンバーチブルは見たことが無かった。
少し古い話だが、このコンバーチブルを見たのは2010年の上海ボートショーでもう10年も前の話だ。
どうしてコンバーチブルを作っているのか? ちょうどメーカーの社長がいたので聞いてみた。Shanghai Luck Yachts の社長王國隆氏は台湾人で、釣り好きトローリング大好き人間であった。では自分のために造ったのかというとそうでもなく、オーストラリアへの輸出向けとして作っているとのこと。設計もオーストラリアで当初は技術指導に来てもらっていたそうである。
Luck 400 Convertible
10年前のデザインであるがとにかくオーソドックスなコンバーチブルなので今でも十分通用する。中も見たところではしっかりできており問題は無いと思われる。
スペック
サロン 右舷側
一昨年に王社長に会った時の話では、すでにオーストラリアへの輸出は終わったので、これから日本に売りたいとのことで協力を求められた。
中央が王国隆社長